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2009/03/31

「相棒」と「重力ピエロ」

人間とは矛盾した生き物だ

伊坂幸太郎氏の「重力ピエロ」を読んでそう思った

正直、この本を読んでいて、どこか気持ち悪い、腑に落ちない部分があって、でも納得もしていて、という非常に居心地の悪い思いをしていた。

そんな時「相棒~劇場版」をテレビで見た

どちらも、この社会における「善と悪」のあり方について考えさせられるのだが、「重力ピエロ」では人間と社会の矛盾に焦点を当て、「悪いけれど良いこと」があると言い、「相棒」では「どんなことがあったにせよ、悪は悪」と言う

第3者として、その事件をニュースで見たり、読んだりしたなら、同情はしても「それでも悪いことは悪いんじゃない?」と言える

でも、実際に自分が第3者の立場じゃなく、彼らと同じ立場に立ったら・・・

そう考えると『泉水』や『春』のしたことに目をつぶりたくなるし、やったことに正当性を見出してしまう。

なぜなら自分も同じようなことを絶対にしない、とは言い切れないから。

これが矛盾であり、弱さでもある

だからこそ『杉下さん』の真っ直ぐで正しい言葉が欲しかった

「悪いことは悪い」、「必要悪は無い」という言葉を

相棒が多くの人に指示されるのは、ストーリーの面白さだけではなく、あの杉下警部の全て分かった上での「正しさ」を求めているのではないか?そう思った

「重力ピエロ」は5月に映画が公開されるとのこと

ラスト、どうするのか?それがとても気になるので、これは劇場で確認したい

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コメント

accoちゃんのレポで興味を持ったから,
「重力ピエロ」ちょっと調べてみたよup
映画のキャスティングもなかなかflair
映像で観る前に,やっぱ原作読まないとだね~!
読みたい本がたくさん溜まっていくわcoldsweats01

投稿: nao | 2009/04/02 09:49

naoちゃん
そうそう、キャスト良いのよ~。
配役ぴったりだったしhappy01
14日に毒笑小説と一緒に持っていくから、良かったら読んでみて~note

投稿: acco | 2009/04/02 12:40

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