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2009/09/14

未来を写した子どもたち

子供の頃『これが現実』と思って諦めた物事ってあっただろうか?

当たり前にご飯を食べて、当たり前に学校に行って、当たり前に平和の中に生きて、楽しい未来が待ってることを当たり前に感じていた

でもこの映画の売春街に生まれ育った子供たちにとっては、私たちにとっての当たり前がそうではない

でも、彼らは現実の自分たちを悲観したりはしていない。ただ、現実を受け入れるだけ

願望はあっても、期待はしない

そんな彼らがカメラに出会うことで、初めて別の世界を知った

水を得た魚のように、活き活きと写真を撮りまくる子供たち

その作品は、色鮮やかで、面白くて、ガツンとくる

自分を表現すること、そして新しいことを学ぶことが楽しくて仕方が無い感じ

そこから、彼らは勉強したいと願い、未来へ期待を膨らませるようになっていった

そうして様々な人々の協力の下、学校への入学を実現させることになる

その後の彼らは、それぞれが自分自身で選んだ道を進んでいく

大学へ行くものもいれば、結婚するものも

売春街へ戻り、売春婦として働くものもいれば、進学を夢見ながら働くものもいる

きっと、それぞれ彼ら自身が決めた人生

子供の頃のようなキラキラした目は既に現実を見つめる目に戻っている

でもそれが大人になるということかもしれないし、決して悪いことでもない

それは私たちも変わらないことだから

ただ、子供時代に新しい世界を見ること、そして学ぶことの大切さを彼らは私たちよりも数倍強く感じたのではないだろうか

最後に、心に残ったアヴィジットの言葉

『この写真はいいね。ちょっと寂しいけれど、これが現実だから。良く見なくちゃいけないよ』

『子供は自由が一番なんだ。だから、一つでも多くの世界を見せてあげること。それが大事だと思う』

世界中の子供たちが平等に教育を受けられる、そんな世界になることを願わずにはいられない

様々な活動をしている団体がこちらのサイトに載っているので、もし思うところがある方は参加されてみては?

因みに、この映画の監督と写真家のザナが立ち上げた団体はKids with Camerasです

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ!
こういった社会派の作品は、誰かに教えてもらわないとなかなか出会う事がなく恥ずかしながら、とてもうといですsweat01
なので、こうして紹介してもらうととても嬉しいconfidentDVDでも出ているのでしょうか?是非観てみたいと思いました。
最近黒柳徹子さんのエッセイを読んだのですが、ユニセフの仕事で訪れたパキスタンなどの中東の国々、アフリカ諸国の貧困層の子供達と交流し、「子供達はみな、しょうがないから我慢しているんではなく、自分達が悪い子だから、至らないから親が貧しかったり、幸せになれないんだ。だから頑張る、と本気で言っていて涙が出た」と書かれていました。
澄んだ心を持つ子供には、やはり平等に衣食住そして教育が与えられる世の中になってほしいですねthink

投稿: ソックスモンキー | 2009/09/15 11:47

ソックスモンキーさん
こんにちはhappy01
こちらの映画はDVDになってるので、ぜひ観て欲しいですnote
徹子さんのお話、とても胸に来ますね・・・
育つ環境で様々な色に染まることが出来る子供たちの心。でも、環境は選べないし、簡単に変えることも出来ないのが現実。
例え決まってしまっている道を選ばなくてはならなくても、今より、一つでも多くの選択肢を持てる世界が増えるといいですよねthink

投稿: acco | 2009/09/15 12:54

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