« 手始めに | トップページ | 獣の奏者 »

2009/11/18

お茶を飲み四季を思う

以前、料理教室で御一緒した婦人主催のお茶のお教室に、一日体験として参加させていただいた

先生のお宅に到着するなり、一同ため息

和モダンのとっても素敵なお家

茶室に向かう通路には、草花や金魚鉢等がさりげなくもセンス良く。どこをとっても、絵になる景色。本当に美しい

お着物姿の先生と教室の生徒さん方が出迎えてくれる

墨をくべる所から始まり、お花を生け、濃茶、薄茶へと(普段は、間に茶会席が入るのだが、今回は体験ということで省略)

全ての所作に意味があり、気遣いがある

墨を入れる際にも、釜を上に載せるのだから、適当においても分からないものなのに決してそうはせず、『景色』を造る。

お花はお庭や山で摘んできたものを使い、四季を感じさせる

004 006

今日の天気に合わせた掛け軸にも、客人をもてなす気遣いを感じる(雨降りの今回は『時雨洗紅葉』まさに、ぴったり)

005 007

道具全てに対して一つ一つ心を込めて扱う様子は、緩やかな動作の中にもしっかりとした緊張感が残る美しさを見せてくれる

初めて戴く濃茶のフワりとした口当たりと苦味の中の甘さが、なんとも味わい深い

その後の薄茶は、しっかりとお茶の香りを感じながらも、するすると喉を通っていく

濃茶のお手前を拝見し、薄茶を2度自分たちで立てさせていただく

茶碗の中にも「景色」を作るとのことで、思った以上に難しいけれど、綺麗に池が出来たときの嬉しさは格別

一つ一つに形があって、それを丁寧に行っていくことは、日頃様々な物をガチャガチャと扱ってしまうそれとは大きくことなり、ちょっと堅苦しいところがあるけれど、またそれが心地よくもあり、物でも人でも大事に扱うことの良さを思い出させてくれる

先生曰く「お茶というと、敷居が高いように感じるけれど、そんなことはないのよ。全て普通のこと。お庭を見て、季節を感じて、素敵、美しいと思ったら、美しいですね、これは何のお花ですか?やはり季節を模った美しく、美味しいお菓子を戴いたら、美味しいですね、これはどこのお菓子ですか?何を模っているのですか?人より先に戴く時には、お先にと声をかける等々、人と人とのコミュニケーションの場だと思えば普通のことでしょ?今回体験できたのも、何かの縁だと思って、自宅でお茶を飲む時にも、少しだけ今回覚えたことを取り入れてみるのも良いと思うわ。」と

一服のお茶とそれを囲む景色に、豊かな日本の四季を感じさせてもらった一日だった

|

« 手始めに | トップページ | 獣の奏者 »

教室」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ステキな時間を過ごしたねflair
accoちゃんのレポを読んでいるだけで,先生の美しい手の動きや立ち振る舞いが目に浮かぶようshine
ヨガ哲学では,動物にも自然にも物にも,存在するすべてのものに同じエネルギーが流れているって言われていて,そう考えると,いろいろなものに対する扱い方も変わってくるな~ってconfident

週末,またいっぱい話そうねheart04

投稿: nao | 2009/11/18 13:41

naoちゃん
素敵な立ち居振る舞いって、やっぱり一朝一夕で身につくものではないな~って、つくづく感じたわ。
何事も、日々の積み重ねだよね~catface
ヨガの哲学って、懐が大きくて気付かせてもらえることも多い気がするflair
来年復活できるように、少しづつストレッチ始めたよ~good
週末、楽しみheart04お店、リベンジできそうよhappy02後でメールしま~すpaper

投稿: acco | 2009/11/19 11:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/523186/46778981

この記事へのトラックバック一覧です: お茶を飲み四季を思う:

« 手始めに | トップページ | 獣の奏者 »